ものづくりが好きなメンバーが揃うGatebox Lab。仕事以外でも開発にチャレンジして、視野を広げたい! という思いで、有志で『春のウキウキ社内ハッカソン』を開催! どんな作品が飛び出したのかレポートをお送りします。
ハッカソンとは?
ハッカソンとはハック+マラソンを合体させた造語。テーマに沿って、短期間でがんばって開発する会です。
いつもと異なる技術を使って開発にチャレンジする面白さと、普段の業務とは異なるメンバーの一面を垣間見ることができる楽しさがあります。
社内ハッカソンとしては、実に2年近くぶりの開催です。
テーマとタイムテーブル発表


今回のハッカソンのテーマは「花見」!
お花見に絡めた開発ならなんでもOK! 土曜の朝10:30から開始して、夜19:00より発表。集中して開発を行います。
今回の記事は終始会議室が舞台で地味だったため過剰めに春らしさを出してデコっていますが、Gatebox Lab内に桜は咲いておらずイメージ映像となります。
ハッカソン登場人物


キャラクターインターフェイスユニット サトミ
社内slackで技術情報を積極的に共有する、根っからのMakerかつGeek。「Skunk Works」というチーム名で、社内ものづくり部活も行う。


キャラクターインターフェイスユニット スズキ
創業メンバーで、プライベートでDJとして活躍する一面も持つ。茎わかめ梅味が好き。


大学生エンジニア ヨシカイ
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに通う現役大学生。Gatebox株式会社の前身である株式会社ウィンクルの3人目のメンバーで、Gatebox開発前夜を知る青年。


ハードウェアプラットフォームユニット ツルモト
ファンキーなアイディアで、場を撹乱することが得意な怪人物。


キャラクターインターフェイスユニット サイトー
寝坊して自宅からリモートで参加していたため、今回写真がない。


ブースターユニット ヤスカワ
今回の社内ハッカソンの発起人。普段は採用や組織づくりに勤しんでいるが久しぶりの開発に前のめりに意気込んでいる様子。


聞き手
前日にハッカソン開催を知ったが、開催時間は肉を食べる約束をしていたため不参加。
発表!
エントリー #1 ツルモト:ドローンお花見


ハードウェアユニットの回路設計エンジニア、ツルモトさんは午後は予定が入っていたため、アイデアソンのみ参加。ドローンでお花見の席を確保するIoTサービスのアイディアを発表しました。
ドローンに赤外線センサーを搭載して区画を管理。BLEで接続しているスマートフォンを持った人以外を攻撃します。攻撃しちゃうの!? すごーい!
普段から同僚の度肝を抜く、奇想天外な発想をハッカソンでも遺憾無く発揮しました。
エントリー#2 ヨシカイ:pythonで花見で花火


現役大学生であるヨシカイさんは、Gatebox Labの前身である株式会社ウィンクル主催のハッカソンに、2014年当時なんと弱冠16歳で参加!
ハッカソンが縁となってのちのGatebox Labメンバーと出会い、アルバイトで株式会社ウィンクルの開発業務に携わり、現在は大学で機械学習の分野に関心を持ってバリバリ勉強中!
プログラミング言語pythonのグラフ描画ライブラリ『matplotlib』を使用した作品。本来はグラフを描画するのみのライブラリを、二次関数をホニャララして花火のアニメーションを描画しています。なぜグラフ描画で花火を? という思いがありつつも、すごい。
また、IBMのwatsonを使用した音声認識&対話システムも合わせて発表しました。
エントリー#3 スズキ:お花見盛り上げマシーン


キャラクターインターフェイスユニットのエンジニア、スズキさんは音楽編集ソフトのライブラリを利用して、花見をもっと楽しむ! Gatebox Hackを発表。音楽のテンポに合わせてGateboxを光らせるシステムと、iOS側のアプリと連携させるHackを行いました。
再生した音楽のムードやテンポを取得することができれば、Gateboxでもっと色々できそう…!と盛り上がります。
スズキさんはプライベートでDJ活動をされているだけあって、音楽を切り口にした企画に。ハッカソンはそれぞれが考える「こういうの好き、面白い」が表に出てくるので、面白い!
エントリー#4 ヤスカワ:俺の嫁とのお花見LINE bot


ヤスカワさんはあるキャラクターをこよなく愛しており、彼女と一緒にお花見したいという思いによってキャラクターとのおしゃべりLINE botを開発。
…といったハッカソンあるあるなやりとりもありました。
その後、スタンプやボイスデータを受信しても落ちないようにバッチリ対応!
エントリー#5 サトミ:ヒカリちゃんとお花見@oculus


キャラクターインターフェイスユニットのエンジニア、サトミさんはGatebox 嫁キャラクター 逢妻ヒカリちゃんと一緒にお花見したい! という思いを叶えるために、VRヘッドセットoculus上でヒカリちゃんと桜を見ることができる環境を構築しました。
oculusはlinux環境で、ヒカリちゃんを簡単に動かすためにはwindows環境が必要という条件を満たすために実装に少し工夫をしているとのこと。みんなでさまざまな角度からヒカリちゃんを覗き込みました。
エントリー#6 サイトー:さくらまっぷ


キャラクターインターフェイスユニットのエンジニア、サイトーさんは意外と散るまでが早い桜の見頃を逃さない! スマートフォンアプリ『さくらまっぷ』を開発。
現在地情報を取得して、周辺の桜ポイントをマップにピン表示。桜ポイントをタップすると、そのポイントの桜情報ツイートを取得して「今どのくらい開花しているかな?」の情報を閲覧することができます。地味に便利!
結果発表


自分以外の参加者への投票を行い…スコアを集計した結果、優勝は『ヒカリちゃんとお花見@oculus』を開発したサトミさん!
優勝者へ特に賞品はありませんが、開発を楽しんだ時間こそがきっとプライスレス…!
「とても楽しかった。また違ったテーマで、新たに参加したメンバーも交えて毎月ハッカソンを開催したい!」 と、主催のヤスカワさんの感想。次回は書き手である私も参加したいです!
おわりに
Gatebox Labでは開発をたーのしー! と感じ、さまざまな知識・技術習得にチャレンジできる熱意あるエンジニアをお待ちしています。
Gatebox Lab ソフトウェアエンジニア募集今回の参加者含め、個性あふれるラボメンバーのインタビューはこちら!
Category ラボメンインタビュー一覧取材:ヤスカワ
書いた人:U-DON